2007年3月22日木曜日

白山市河内町下折集落

白山市下折集落
白山市河内町下折集落は、2~3軒の民家はあるようだがこの民家も定住しているようすはない。かつての住民(出身者)が時々帰ってきて見廻りをしているようです。明治、大正、昭和初期にかけては炭焼き職人が多くすんでいたと言う。今にも崩れそうな寺小屋には、昭和29年~31年代の小学生の教科書が散乱していた。冬には雪が深く学校に行けないので寺小屋で勉強したと言う(集落出身者の話)、黒板には「内尾中学校下折分校」の文字がしっかり残っており当時が偲ばれます。今にも崩れ落ちそうな空家、崩れて雪の下に埋まっている、家、引越しする時に自分の屋敷に杉を植えて行ったのであろう!その杉がかなり大きく育っています。エネルギーが木炭から、石炭へとそして石油へと大きく変わって行く中で、この山の中で炭焼きでは生活できなくなったのでしょう。北海道へ開拓団として集団移転した人もたくさんいるそうです。(集落出身者の話)
送信者 白山市下折集落
今にも崩れ落ちそうな寺小屋には昭和29年~31年代の教科書が散乱していた。

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